行事内容紹介
北代/振り込め詐欺〜出前講座2011.10.25(火)
今日、域防犯パトロールの方がお年寄りに多い『振り込め詐欺』の被害を未然に防ごうと出前講座に来てくださいました。
当ホームの職員による寸劇を通して詐欺の手口を実際にみて、被害に遭わないための対処法を学びました。
寸劇の内容は富山県で最近急増しているお年寄りをねらった『還付金詐欺』についてで、市役所職員や社会保険事務局職員を名乗る犯人から突然電話がかかり、「医療費の還付金がある。還付金を受取る手続きが必要。」などと言葉巧みに指示を受け、現金自動預払機(ATM)に出向き、電話に出た男から、指示されるままATMを操作してお金を振り込んでしまうというものでした。
詐欺のニュースをよく目にし、学んだつもりで『自分は大丈夫!』と思いがちですが、詐欺グループの手口の巧妙さを職員のリアルな演技で目の当たりにし、利用者のみなさんは『他人ごとじゃない。』と心底心配そうでした。
寸劇の後は富山信用金庫呉羽支店の支店長代理の方より実際にあった例や対策について(・還付金をATMで返還することは絶対ありません。・「携帯電話を持ってATMへ」と言われたらまちがいなく詐欺です。・相手の言った番号を鵜呑みにせずに自分で電話帳などで電話番号を調べ、関係機関に問い合わせしましょう。)お話を聴きました。
今回の出前講座を受けて、利用者のみなさんは「学んだ対処法を家族や友人にも伝えんなんねえ。」としみじみ話しておられました。